このドキュメントは Shifter におけるカスタムドメイン・DNS 設定に関するよくある質問と、サポート対応の範囲をまとめたものです。
基本設定
Q. Shifter にカスタムドメインを設定するにはどうすればいいですか?
Shifter の管理画面からプロジェクトを選択し、「Domain」設定からカスタムドメインを追加します。追加後、ご利用のレジストラ/DNS プロバイダ側で以下のいずれかのレコードを設定してください。
- A レコード:Apex ドメイン(
example.com)に設定する場合(CNAME フラットニング非対応 DNS の場合) - CNAME レコード:サブドメイン(
www.example.comなど)に設定する場合
設定値は Shifter 管理画面の Domain 設定画面に表示されます。
Q. DNS の設定後、どのくらいで反映されますか?
DNS の変更が全世界に反映するまでには、通常 数分〜最大 48 時間 かかります。設定直後に反映されない場合は、しばらく時間をおいてから再度確認してください。
伝播状況は whatsmydns.net などのツールで確認できます。
Q. SSL 証明書が発行されません。どうすれば解決できますか?
SSL 証明書の発行には、DNS レコードが正しく設定されており、かつ反映が完了していることが必要です。以下を確認してください。
- Shifter 管理画面で指定された値(CNAME または A レコード)が正しく設定されているか
- DNS の反映が完了しているか(
digコマンドや whatsmydns.net で確認) - Shifter 管理画面で SSL 証明書の発行を再試行する
上記を確認しても解決しない場合は、サポートにお問い合わせください。
www あり/なしのリダイレクト
Q. example.com(Apex ドメイン)にアクセスすると www.example.com にリダイレクトしたい。どうすればいいですか?
お使いの DNS プロバイダによって対応方法が異なります。
Cloudflare など、CNAME フラットニングに対応しているプロバイダをご利用の場合
Cloudflare は CNAME フラットニングに対応しているため、Apex ドメインに CNAME レコードを設定できます。
Route 53 をご利用の場合
Route 53 の ALIAS レコードを使用することで、Apex ドメインに設定が可能です。
お名前.com 標準 DNS など、CNAME フラットニング非対応のプロバイダをご利用の場合
Apex ドメインには CNAME レコードを設定できないため、以下のいずれかの方法をご検討ください。
| 方法 | 概要 | 向いているケース |
|---|---|---|
| EasyRedir 等の外部リダイレクトサービス | Apex ドメインを A レコードでリダイレクトサービスに向け、HTTP リダイレクトを実現 | DNS 設定の変更を最小限にしたい場合 |
| Cloudflare への DNS 移行 | ネームサーバを Cloudflare に変更し、CNAME フラットニング + Page Rules でリダイレクト設定 | 長期的に DNS 管理を一元化したい場合 |
| Route 53 ALIAS レコード | AWS Route 53 の ALIAS レコードで Apex ドメインを設定 | すでに AWS 環境を利用している場合 |
なお、EasyRedir 等の外部サービスの契約・費用はお客様のご負担になります。
Q. www.example.com にアクセスすると example.com(Apex ドメイン)にリダイレクトしたい。
www ありを Shifter のカスタムドメインとして設定し、Apex ドメイン側で www へ転送する方法が一般的です。Apex ドメインでの転送設定はレジストラ・DNS プロバイダの機能(URL 転送・リダイレクト機能)をご利用ください。
対応方法がご不明な場合はサポートにご相談ください。
主要 DNS プロバイダ別の設定
Q. Cloudflare で設定する場合のポイントを教えてください。
- DNS レコードの「プロキシ(オレンジ雲アイコン)」を DNS のみ(グレー雲) に設定することを推奨します。Cloudflare のプロキシを有効にすると、Shifter 側の SSL 証明書発行に影響が出る場合があります。
- CNAME フラットニングに対応しているため、Apex ドメインにも CNAME レコードを設定可能です。
Q. お名前.com で設定する場合のポイントを教えてください。
- お名前.com の標準 DNS は CNAME フラットニングに非対応です。Apex ドメインには A レコードを設定してください。
- DNS レコードの反映に時間がかかる場合があります(TTL の設定を短くしておくと確認しやすくなります)。
Q. Route 53(AWS)で設定する場合のポイントを教えてください。
- サブドメインには通常の CNAME レコードを使用します。
- Apex ドメインには ALIAS レコード(A または AAAA)を使用することで CNAME と同等の設定が可能です。
サポート範囲について
Q. DNS・ドメイン設定でサポートに相談できる内容は何ですか?
以下の内容は無償サポートの対象です。
- Shifter プロジェクトへのカスタムドメイン設定(CNAME / A レコードの設定値の案内)
- Cloudflare・Route 53・お名前.com・ムームードメイン等の主要レジストラ/DNS における設定方法の案内
- SSL 証明書発行エラーのトラブルシューティング(Shifter 管理下のもの)
- www あり/なしのリダイレクト設定に関する方法の案内
- DNS 伝播状況の確認方法の案内
Q. サポートで対応できない(範囲外の)内容はありますか?
以下は無償サポートの範囲外です。
- Shifter 管理外のサーバやプロキシの設定変更
- ドメイン取得・移管手続き自体の代行
- EasyRedir 等の外部サービスの契約手続き代行
Q. より複雑な設定や、詳細な個別サポートを受けたいのですが。
標準のサポート範囲を超える内容(複雑な DNS 構成、移行作業の同行対応など)については、内容を確認のうえ個別にお見積りいたします。まずはサポートチャットよりお気軽にご相談ください。
お問い合わせ
ドメイン・DNS 設定でお困りの場合は、以下の情報をお知らせいただくとスムーズに対応できます。
- ご利用のレジストラ名(例:お名前.com、Cloudflare、Route 53)
- 設定しようとしているドメイン(例:
example.com) - 現在設定済みの DNS レコード(設定画面のスクリーンショットがあると助かります)
- 発生しているエラーの内容(画面のスクリーンショットや具体的なメッセージ)