Shifter は、世界でもっとも利用されている CMS (コンテンツ・マネジメントシステム)である WordPress の利用環境から、WordPress で構築した Web サイトをホスティングするサーバー環境までまとめて利用できるクラウドサービス( SaaS )です。
WordPress は圧倒的なシェアを誇る一方で、脆弱性によるセキュリティリスクがしばしば問題視されます。しかし、SaaS として提供される Shifter では対策も万全。サイトの構築時も運用時も情報システム担当者に負担をかけることがほとんどありません。
Shifter には「Static」と「Headless」という2つのサービスがあります。
Shifter Static
WordPress を静的化し、HTML/CSS を CDN から配信することで、WordPress と公開領域を分離。安全かつ高速なサイトを構築できます。
幅広いテンプレートが利用でき、独自のデザインも自由にできる WordPress を使えるため、思いのままのサイトが構築できます。制作会社に依頼せずにサイトを更新できるようになることで、修正コストを気にせず、しかもタイムリーにコンテンツ発信ができるようになります。
テーマ/プラグインについて
テーマについては wordpress.org/themes に掲載されているテーマであれば基本的にご利用いただけるようになっています。
注意点として、Shifter が静的サイトジェネレータである仕様上、公開環境ではPHPが動作しません。テーマおよびプラグインにて PHP を使った動的な処理が必要な場合は JavaScript など PHPを使用しない形に置き換える必要があります。
例:PHPの動作を必要とするお問い合わせフォームのプラグインをGoogle フォームなどに置き換え
Shifter Headless
WordPress ダッシュボードを CMS として利用し、API を通じてフロントにコンテンツデータを提供。使い慣れた WordPress ベースでサイトをヘッドレス化することが可能です。
「Shifter Headless」では、好みのフロントエンド向けフレームワークを利用して開発したものを Netlify、Vercel、AWS Amplify など任意の環境をお客様にてご自由にご準備いただいて公開できます。