これまでコーポレートサイトでは紹介しきれなかったサービス内容を伝える新たなサービスサイトを Shifter で構築。
企業情報
フォージビジョン株式会社 様
本社:東京都千代田区九段北1-5-10 九段クレストビル4階
URL:https://forgevision.com/
フォージビジョン株式会社様は、ソフトウェア開発のプロフェッショナルサービスを中心にお客様の技術活用をご支援されています。
現在はAWSをプラットフォームとしたWebアプリケーション開発、インテグレーションサービスのご要望が増えており、多くのお客様にサービスを知っていただくためにサービスサイトを用意することとなりました。
APN アドバントコンサルティングパートナー として、ソフトウェア開発で培った技術と経験をもとにエンタープライズ企業からスタートアップのお客様まで、幅広くご支援されています。
インタビューにご協力いただいたご担当者様
クラウドインテグレーション事業部 カスタマーサクセスチーム責任者
尾谷 紘平 様
AWSを活用したいというお客様に対して、AWS導入後の活用支援、サポート、そして運用代行サービスの責任者をしています。
専門的な言葉を出来るだけ使わずに、お客様の目線に合わせたAWS活用支援を心掛けています。その実績を認めていただき、APN AWS Top Engineers 2021 に選出いただきました。
Shifterで構成されたサービスサイト構築のプロジェクト責任者をしており、社内で Shifter の利用方法などのレクチャーもしています。
Shifter をご利用いただいているサイト
・ForgeVision Cloud powered by ForgeVision
https://aws.forgevision.com/
Shifter 導入について
メンテナンスフリーでコンテンツの更新が簡単な Shifter を即採用。きっかけは AWS ユーザーのコミュニティイベント。
デジタルキューブ(以下、DC):今回新規オープンしたサイトでShifter を採用いただいた経緯を教えてください。
尾谷 様:弊社はソフトウェア開発におけるプロフェッショナルサービスを中心にお客様の技術活用を支援しており、昨今は AWS をプラットフォームとした Web アプリケーション開発、インテグレーションサービスなどのご要望が増えています。そこで、弊社が提供するサービスを多くのお客様に知ってもらうべく新たにサービスサイトを作成することになりました。
サービスサイトの立ち上げにあたっては、メンテナンスフリーでコンテンツ更新がタイムリーにできることが条件でした。というのも、現在運営中のサイトは、保守運用からコンテンツ管理に至るまで社内エンジニアが担当していたためです。
なお現在運用中のコーポレートサイトは AWS 上で構成された Web サーバーで稼働しています。サイト数が増えることによってメンテナンス作業が増えてしまうなどコスト観点から避けたいと考えていました。
また、利用する CMS の変更や、自前で S3 上にて静的サイトを構成するなどの選択肢もありましたがそれぞれにおける課題がある中で最良の手段を探していました。
DC:今回 Shifter を採用された経緯について教えてください。
尾谷 様:サイト作成をするタイミングで AWS ユーザーコミュニティイベント「JAWS DAYS 2021」で Shifter と出会いました。我々が求めていた要件をクリアできることをイベント中に触れていたことから知っていたので、即採用となりました。
コンテンツ更新にかかる労力を削減しながら表現力を広げた
DC:Shifter 導入によって改善された業務はどのような業務でしょうか。
尾谷 様:これまでは AWS の活動をコーポレートサイト内の限られたスペースかつ決められたフレームワークの中で表現する必要がありました。
Shifter を導入して新しくサービスサイトを立ち上げたことによって、これまで1つのコンテンツ更新にデザイナーやフロントエンジニアなどの社内調整にかかっていた時間と労力を削減することに成功しました。
また、表現力も一気に広がりました。これまで社内メンバーとの調整や限られたスペースとフレームワーク以外での作業が可能になり、これまで以上にタイムリーにコンテンツを更新することが可能となりました。
Shifter を利用してワークフローの見直しを実現
DC:Shifter の活用において工夫している点があれば教えてください。
尾谷 様:コンテンツを公開するまでのレビューをスムーズに進められるように検証用環境と本番環境を同時に構築しました。同時に構築しつつ、運用できるのは Shifter の魅力の1つでした。
アイデア→検証環境へ適用→社内レビュー&ディスカッション→本番環境への適用
というフローを構築し、全てのコンテンツが固まったタイミングでリリースができるようにしました。作成したワイヤーフレームを検証環境に反映し、それを本番環境と同様の見た目でレビューできるようになったことで、リリース前に誤植に気がついたり、より良いコンテンツにするための気づきが増えました。
結果として、シームレスな運営とスピーディなPDCAサイクルが実現できましたし、良質なコンテンツが発信できるようになったと感じます。
フォージビジョン様からのメッセージ
尾谷 様:今回、契約からリリースまで約1ヶ月程度で進めました。このスピードで実現できたのはサポートの支援が大きいです。
エラーに対するトラブルシューティングやコストの相談なども対応いただき、社内調整を行う上でとても助かりました。
サービスの素晴らしさはもちろん、サポートも素晴らしいです。サポートの品質はサービスを継続利用する上で大きな判断軸にもなります。
もし今後 Shifter ダッシュボード内で Google Analytics やアクセスログを確認できる機能やインテグレーションが生まれたららいいなと思っています。
DC:ご回答いただきありがとうございました。いただきましたフィードバックは改善の参考させていただきます。
※Tier 3プランでは CDN ログをダウンロードできますので、こちらもぜひご活用ください。
https://support.getshifter.io/en/articles/3844174-exporting-access-log
取材後記(デジタルキューブ 戸田秀成)
フォージビジョン様は、新しくサイトを立ち上げるにあたり Shifter をご利用いただきました。AWS のユーザーグループの皆様に Shifter コミュニティ支援プログラムを活用いただいているわたし達としては、コミュニティイベントをきっかけに導入いただき大変嬉しいです。また、導入してから見直されたワークフローはとても参考になります。Shifter は WordPress を使った Web サイトの管理や運営を簡単にし、ユーザーの皆様が本来のタスクに集中するためのツールです。ぜひ多くの皆様に、フォージビジョン様の例を参考にし、Shifter を活用していただければ幸いです。