Media CDN機能は、画像などのメディアファイルをShifterが提供する外部の保存環境に自動でオフロードできる機能です。
従来のWordPressでも、プラグインを活用して大量の画像ファイルなどをAmazonS3のような外部のオブジェクトストレージにオフロードすることがありますが、プラグインやストレージの権限設定などが難しく感じる方もいらっしゃいました。
今回のベータ版リリースでは、Shifterの管理画面でMedia CDN機能を有効化するだけで、自動的にストレージ環境のセットアップからメディアの移行まで行われますので、サーバーサイドに詳しくない方でも安全で気軽にご利用いただけます。
すでに無料プランを除く全てのTierプランでご利用いただけますので、ぜひお気軽におためしください。
主なメリット
- Shifterでの静的化処理の短縮
- バックアップ時間の短縮(自動バックアップ機能をご利用ください)
- WordPress管理画面のパフォーマンス向上
- WordPress上のストレージ容量の削減
- メディアファイルを可用性 99.999999999% のAmazon S3に自動で保存できる
- Netlifyなど外部環境へのデプロイ時にも画像のパスが保持しやすい
使ってみよう
使い方はとても簡単です。
Site一覧ページからMedia CDN機能を有効にしたいSiteのSettingsページに移動
Media CDN (Public Beta) と書かれた項目で、「Enabled」をクリック
Start WordPress をクリックしてWordPressを起動
Media 一覧で、登録しているMediaが表示されるまでしばらく待つ
Mediaのパスが「https://cdn.getshifter.co/{Unique-ID}/」となっていることを確認
変更前のパス
変更後のパス
もちろんメディアの編集や追加も従来通り可能です。
画像の編集
ご案内
Media CDN機能を無効にする場合、事前に Export Media Library プラグインを利用してメディアのバックアップをダウンロードしてください。
Media CDN機能の無効化後はファイルが削除されますのでご注意ください。
その他の詳細はShifterの公式サポートドキュメントをご参照ください。
https://support.getshifter.io/en/articles/3506779
Shifterは今後も次世代のWordPressホスティングとして、Webメディアに関わるあらゆる皆さまをハッピーにできる機能を開発していきます。
ぜひ今回の機能をお試しいただき、SNS (#JP_Getshifter) やチャットサポートまでフィードバックをお寄せください!
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Shifterの基本的な使い方からチュートリアル、スタティックサイト ジェネレーターを使うためのTipsまで幅広い記事が満載です。
Shifterを使ったことがない方も楽しめる内容ですのでぜひご覧ください。
それでは!