やあ。ダンです。WP Serverless Forms という僕のお気に入りのプロジェクトについて、お知らせします。
WP Serverless Forms は静的な WordPress サイトで問い合せフォームの機能を追加する目的で作られています。静的サイトでは PHP を必要としていないため、PHP が必要な問い合せフォームフォームプラグインは Shifter 上で動作しません。
このプラグインを有効にしていると、ユーザがフォームの送信ボタンを押した後、 WordPress 以外のサービスにデータを送信します。Twillo や Formspree、IFTTT、その他どのサービスにでもデータを送って処理できます。
このプラグインは、僕が一般向けに作成した初めてのプラグインです。プラグイン自体は以前から作っていました。ただ、数多くの利用を想定して作られ、また WordPress プラグインディレクトリに掲載されたプラグインはこれが初めてです。
この経験を通して、多くのことを学びました。そのおかげでこのプラグインに対していくつか変更を加えていく準備が整いました。
ここ2-3週間で、WP Serverless Forms プラグインのアップデートに取り組くむ予定です。追加したいと考えている主な機能をご紹介しましょう。
サポートするプラグインの充実
現時点では、WP Serverless Forms プラグインは、ContactForm7 のみをサポートしています。まず初めに ContactForm7 のサポートをと考えた理由には、作者の三好隆之氏は、私たちの大切な友人であること、また、 WordPress の問い合せフォームプラグインで一番有名であることが挙げられます。
インストール数の多いプラグインのサポートから始めることは、素晴らしいアプローチになるだろうと考えていましたし、実際、その通りになっています。設定も簡単なのでたくさんのユーザに利用されています。
そこで、ContactForm7 ユーザ以外の方にもWP Serverless Forms の機能を提供していきたいと思うようになりました。
フォーム個別の設定
最初のリリースに関しての考えは単純でした。ContactForm7 のクラスをターゲットにし、必要な設定を反映させるすること。フォームごとに違った設定をしていれば、行き詰まってしまいますから。
次のリリースでは、フォーム固有の設定をサポートを追加します。これにより、どんなカスタマイズにでも対応できます。
カスタムフォームのサポート
この機能に関しては、それほど多くのこのリクエストがあったわけではありませんでした。ただ、僕自身、この機能は必要だと思っています。何かしらの理由でカスタマイズされた HTML フォームがサイトに存在していて、そのフォームに何かしらのアクションを加える必要があるとしましょう。今後は、そのフォームも WP Serverless Forms で扱えるようになります。
class または ID セレクタメソッドを使用してターゲットフォームにオプションを追加します。 jQuery で class をターゲットにすることに慣れているのなら、扱い方はそれと同じです。
WordCamp Europe でお会いしましょう!
次期バージョンの WP Serverless Forms の公開と、 WordCamp Europe でのデモを楽しみにしています。