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4,000 人を超える参加者が JAWS DAYS 2021 で “re:Connect”!Web 制作未経験でもイベントサイトの運営を成功に導くベストプラクティスとは

コロナ禍だからこそ JAWS DAYS を通じて AWS に興味を持つ方との「つながり」を大きくしていきたい!

2021年3月に大成功を収めた JAWS-UG (ジョーズユージー) 最大規模のイベント JAWS DAYS 2021 の実行委員を務めた織田 繁様に Shifter を活用した目的や大規模なオンラインイベントをどのように運営したのか、アンケート形式のインタビューにてお答えいただきました。実行委員長を務めた 山口さんからメッセージもいただきましたのでぜひご覧ください。


JAWS-UG について

JAWS-UG とは、AWS (Amazon Web Services) が提供するクラウドコンピューティングを利用する人々の集まり(コミュニティ)で、一人ではできない学びや交流を目的としてボランティアによる勉強会の開催や交流イベントなどを行なっています。日本全国に「支部」の形でグループを持ち、それぞれのテーマに基づいて活動を行なっています。このコミュニティーは、非営利目的で活動しています。
公式サイト:https://jaws-ug.jp

インタビューにお答えいただいた 織田 繁様について

株式会社 NSD の AWS クラウドエンジニアとして、プロダクトのインフラ構築を主にご担当。コミュニティには自身のAWSの勉強も兼ねて参加しており、JAWS-UG初心者支部 という、AWS 初心者や、一緒に勉強する仲間が欲しい人が主に集まるグループに運営メンバーとして参加。


JAWS DAYSについて

当日視聴者数 4, 000人を超えるオンラインイベントをボランティアで開催

織田様:直近で Shifter を利用したコミュニティイベントは、2021年03月20日(土) にオンライン開催された JAWS DAYS 2021 です。このイベントは JAWS-UG が主催し、Amazon Web Services Japan の後援により行われる JAWS-UG 最大のイベントです。全国の JAWS-UG メンバーが中心となってイベントの企画、運営を行い、最新技術からビジネス、ライフスタイルなど AWS に関わる幅広いテーマのセッションが行われました。

「オンラインだから出来ること、オンラインになって感じる今までの繋がり、コロナ禍の状況だからこそ JAWS DAYS を通してAWSに興味を持つ方との JAWS-UG という『つながり』を大きくしていきたい」という思いから「-re:Connect-」というテーマとし、6トラック、69セッション、当日視聴者数 4, 000人オーバーというコミュニティイベントを作ることが出来ました。


Web サイト作成未経験者でも Shifter を使えばサイトが作れる!

デジタルキューブ (以下DC):イベントサイトで Shifter をどのように活用されましたか?

織田様:Shifter は、主にティザーサイトを目的として活用し、ニュースの作成や情報拡散は SNS や別のブログサービスを利用するハイブリッドな構成にしています。
https://jawsdays2021.jaws-ug.jp/

イベントサイトは約200ページ、WordPress のテーマは Event を利用し、以下のプラグインを活用しました。

  • All In One SEO Pack
  • WP Githuber MD
  • Smart Custom Fields

DC:Shifter をどこで知りましたか。また使うことにした理由を教えてください。

織田様:JAWS-UG では過去のイベントでも Shifter を利用しており、手順も引き継がれています。私が考えるShifterを利用する理由は以下です。

  • Web サイト作成未経験者であっても、WordPress を利用することで容易に作成できる。
  • サーバー管理(セキュリティ対応、アップデート対応など)の手間をなくし、本来の目的である WEB サイトの作成に注力できる。
  • Shifter にはコミュニティ支援プログラムがあるので、イベント終了後に運営メンバーが解散しても、サーバー管理が不要
    コミュニティイベント支援プログラムを利用することが前提

イベント終了後にスタッフが解散してもサーバー管理が不要で安心

DC:Shifter を利用してどのようなことが改善されましたか。

織田様:JAWS-UG で Shifter を利用するまでは、AMIMOTO を利用して WordPress を運用していました。イベント終了後にはボランティアスタッフが解散してしまうので、サイトを静的化してコストや保守の手間がかからないようにしていました。

改善された点は、まずサーバー管理からの開放です。
これまで行なっていたイベント終了後の静的化作業から開放されたことも大きいかと思います。また、サーバーに詳しくない方やサイト構築が初めての人でも WEB 作成に注力することができるようになりました。

DC:Shifter の利用に際して特に工夫した点があれば教えてください。

織田様:複数人で記事作成をしていたこともあり、編集中のタイミングでの Generate 作業を避けるために Generate のタイミングを事前に宣言するなどの工夫をしていました。また、大きくサイト構成を変更する際には Shifter のバックアップ機能を利用してテスト環境を構築し、事前に無影響確認テストを行いました。

DC:貴重な経験を共有いただきありがとうございました。


コミュニティからのメッセージ

JAWS-DAYS 2021 実行委員長の山口様より、コメントを頂戴しました。

コミュニティイベントは、全て有志によるボランティアでの運営になりますので、インフラやサーバのメンテナンスにかける作業負荷を出来るだけ低くし、イベントに関わるニュースの更新やコンテンツ追加など、多くの方に興味をもっていただくための情報発信に注力できる環境が必要不可欠です。Shifter はそれらの要件を全て満たしてくれました。少ない運営メンバーでイベントを成功するためにとても大きな貢献をしてくれたサービスです。

今回、Webサイトの作成や運営に Shifter を活用したイベント JAWS DAYS 2021 – re:Connect – は、 JAWS-UG(Japan AWS User Group)によるコミュニティイベントです。

JAWS-UG では、AWS に興味がある、AWS を触ってみたい、AWS をもっと詳しく知りたい、という方々が集まるユーザコミュニティで、AWS を全く知らない初心者 から AWS を日頃業務で使っているベテラン まで一緒に学んで楽しめるコミュニティです。

北海道から沖縄まで各ロケーションに関わる支部から、ビッグデータ、AI、FinTech、初心者向けなど技術や業界に特化した支部まで全国に70以上支部がほぼ毎週イベントを開催しています。イベント開催予定の確認と申し込みページは、JAWS-UG 勉強会カレンダーにて公開されています。

JAWS-UG 勉強会カレンダー
https://jaws-ug.jp/calendar/

1人で勉強するより、大勢で勉強した方が気づかなかった知識やヒントがたくさん手に入ります。
一緒に楽しみながらAWSを勉強していきましょう!
みなさんのご参加お待ちしています!


取材後記(デジタルキューブ 赤塚 誠二)

今回 JAWS-UG の織田様にご紹介いただいたイベントサイト運営のノウハウは、様々なコミュニティの皆様にもご活用いただけるベストプラクティスの一つとして大変参考になりました。また、実行委員長を務めた山口様のコメントにもあるように、サーバーの管理など本来イベントに関係ない負担をなくし、ボランティアの皆さんがコミュニティに貢献できる仕組みをデザインすることが、4,000人を超える参加者を魅了した秘訣だと感じました。

Shifter ではコミュニティイベントに Shifter を無償でご利用いただく支援プログラムを用意しています。ぜひ皆さんも今回の記事を参考に、 Shifter を活用してコミュニティの熱量を発信してください。
ご興味のある方はプログラムの詳細をご確認いただき、お気軽にお問い合わせください。