実はすでに多くの人がヘッドレス WordPress を使用しています。「ヘッドレス WordPress 」とはなにかを明らかにしていきましょう。
2、3ほど例外を除いて、ヘッドレス WordPress を使ってる可能性が高いです。その例外とは、1: WP REST API を無効化しているか、 2: 古いバージョンの WordPress、特に 4.3 以前を使っているかです。
WordPress サイトの WP REST API にアクセスできるなら、それはもうヘッドレス CMS です。WordPress REST API にアクセスするには、ドメインの後ろに/wp-json を付けてください。
例を挙げるとこういう URL です: https://wordpress.org/wp-json
この URL でアクセスでき、やり取りできる WordPress はヘッドレス CMS と見做しても良いでしょう。 URL やエンドポイントを通してサイト内のコンテンツをリクエストしています。つまりこれは REST API と呼ばれている機能です。
API はヘッドレスであると見做せます。またすべての API が同じだとは限りません。API はアプリケーション・プログラミング・インターフェイスを意味します。API は UI とも呼ばれるグラフィカル・ユーザ・インターフェイスを必要としていません。WordPress に当てはめると、GUI は WordPress のダッシュボードに相当します。
WordPress に関してでいえば、オプションは2、3あります。 REST API が一番有名でしょう。WordPress 4.4 からデフォルトで使えるようになっています。4.4以降のバージョンを使っていて、この機能を無効化していないなら、/wp-json
の 文字列を URL に付与して REST API にアクセスできます。
つまり、ヘッドレス WordPress は単なる WordPress です。ヘッドレスとは、通信手段の1つに過ぎません。多くの場合、React、Gatsby そして Shifter でサイトを構築する際によく議論される点です。互いに関連はあるものの、違いに気をつけておくのが重要です。
単にヘッドレス WordPress といってしまうと、Gatsby を使って作っている静的サイトのことを話題にしているのだと思うでしょう。さて、何が問題で、何が違うのでしょうか。サイトをビルドする方法はこれまで以上に数多くあり、そられをきちんと定義することが重要なのです。個々のメソッドは違ったリソースやインフラストラクチャ、またナレッジを必要とします。明確に定義をすることで、皆さんにそこから多くを学ぶ機会を与えられると思います。
命名やその重要性についてより考察できるよう、このトピックについてもっと投稿をしたり、この記事自体をアップデートしたりしたいとも考えています。
Mark Fowler が言ったように、コンピュータサイエンスには2つの難しい課題がある: キャッシュ無効化と命名である。